大きな声では言えませんが…

DDな新規ジャニヲタの日記です



辞めジュについて書くのはあんまりよくないかもしれないけど、気持ちの整理をするために文字に残しておきたいと思います。


久しぶりにその名前を話題のワードで見かけました。数日前に彼にいいことがあったことは聞いていたのでその詳細が出たんだなと気づきました。
嬉しくておめでとうと思う気持ちと、さみしい気持ちが入り乱れていてもたってもいられなくなりました。何もできないけど。


私が彼に気づいたのは2014年の春頃だったと思います。友達が彼と同じユニットにいたJr.を応援していたので、なんとなく目に入ってくるようになりました。ハーフっぽい顔立ちでぎこちなく笑う彼が段々気になるようになりました。雑誌と違って喋ると関西人らしさが出て、見た目とのギャップに惹かれるようになりました。他のJr.との掛け合いが面白くて、頭の回転の早い人なんだなと一目置くようになりました。
なんとなく見ていた彼のレギュラー番組で彼がデビューした先輩に送った「いつか僕たちもデビューしてみせます。追いついて追い越してみせます」という言葉に感動して完全に好きになりました。泣いているみんなと対照的に『もう泣いてられない』と語る彼には何か思わせるところがありました。

彼の出ていたレギュラー番組を毎週見れるのはとても幸せでした。少年倶楽部in大阪にも出てくれるとすごく楽しみにしていました。でも彼はいませんでした。


雑誌にもいる時といない時があって先が見えなくなりました。今月はいる。でも来月はいるかわからない。期待してがっかりしての繰り返しでした。
その頃彼は高校三年生。進路を決めようとしているのかなとうっすら感じていました。


そんな中届いたクリパのお知らせに彼の名前は案の定ありませんでした。打ちひしがれつつも、しっかり申し込もうと思っていたところ(DDなもので)、彼の名前が追加された案内メールが届きました。
自分は安定のクソ名義なのでもちろん落選でしたがお友達のおかげで前列5列以内、花道近くに入れることになりました。
初めての松竹座でのコンサート。彼はもちろん、彼以外のメンバーのパフォーマンスも素晴らしく関西のレベルの高さに新規の私は驚くばかりでした。
そしてアンコールのファンサ曲の時に事件は起こったのです。花道を通った友達の担当が私たちにファンサをくれました。友達は半狂乱です。私も予想外のことにぽーっとしてしまいました。『頑張ってアピールしてたもんね。通じるもんなんだなー。すごいなー』などと考えていたら、友達に肩を叩かれていました。さっきとは違うステージの方を指差す友達。


そこには私たちに手を振る彼がいました。私の持っていた彼の名前のうちわを見つけてくれたのです。友達がとっさに持っていたカンペうちわを差し出してくれました。ありふれたカンペだったけど、確かに彼は応えてくれました。
とても素敵な笑顔で応えてくれた彼をまた応援していきたいなと気持ちを新たにしたのでした。


それからの彼は雑誌には相変わらずいたりいなかったり、レギュラー番組すら収録にいなかったこともあった。クリパのお手紙交換で彼がメンバーに贈った言葉が意味深で不安になることもあったけど、彼がかつて話したあの言葉を思い出して信じてみようと思っていました。


春松竹には一度だけ入りました。友達がまた同じ列を当ててくれたので、彼の名前のうちわをまた持って入りました。今度はファンサはもらえなかったけど、クリパの時とは少しメンバーが変わったこともあって前回とは違うパフォーマンスがまた魅力的でした。私の不安は杞憂だったのかな、そうだったらいいなと思いながら大阪を去りました。

そしてついに迎えた千秋楽のレポを見て私は泣きました。恐れていたことが起こりました。まるで彼の卒業式でした。
受け入れられない。こないだ見たのが最後になるなんて悲しい。いろんな感情がぐるぐるぐるぐる。いい年したアラサー女がアイドルのことを考えて泣き暮らしました。

もちろんJr.なので状況証拠でしか退所を確認できません。でも彼が辞めてしまったことが確定するような要素しか出てきません。
楽しみにしていた彼のレギュラー番組にも彼の姿はありません。新しくなった大阪のジャニショにも彼の写真はありません。
Twitterには彼を惜しむ呟きがたくさん。でも彼はもう戻ってこないでしょう。彼がジャニーズとして活動している間に、応援していることをもっともっと声に出して、文字にして伝えるべきでした。これは今でも後悔しています。
幸か不幸か彼がいなくなった喪失感を埋めてくれたのもまたジャニーズでした。残された彼の仲間が頑張る姿を見たくて最近やっとまた彼の出ていたレギュラー番組をみれるようになりました。



もう事務所を辞めて一般人になってしまった人について動向を探ったりするのはマナー違反だと思うし、彼も嫌がっているかもしれません。
ただ彼に何か起こった時に未だに話題のワードに上がってくるなんて彼がアイドルとして愛されていたことを実感します。彼が新しい夢に向かって頑張っていてそんな彼を未だに応援している人がたくさんいるのだと思うとうれしいです。



彼が自分で選んだ新しい道で輝いていけますように。私も陰ながら応援しています。